2018年4月20日、篠原明夫先生の3日間で子供の集中力と自主性を伸ばすラクラク言葉ゲームを受講しました。これが、私がストアカで最初に受けた講座になります。
実は篠原先生とは今でも交流が続いており、この講座が外務省や農林水産省でも実施されるほど広まっていると伺っています。
受講のきっかけ
小学校1年生の娘と年少の息子がいるのですが、娘がなかなか落ち着きがないことと、学校のことを話してくれないことを気にしていました。この講座のレビューを見たら他の講座にないほどの濃い書き込みがしてあり、とても気になったので受講を決めました。
講座を受けてみて
ファミレスで講座を受ける…という体験が初めてだったので、ちょっとドキドキしていました。初めてお会いした篠原先生は、穏やかですが自信に満ち溢れ、力強い方です。
私が抱える問題に対して、「これが原因ではないですか?」などと決めつけてくるのではなく、状況をしっかりと聞いてくれました。そして、私が話しているうちに、自分で解答に気づくように導いてくれた感覚があります。
この講座を受けた当時は「コーチング」を知らなかったのですが、今思えばあればコーチングですね。後から知ったのですが、篠原先生もコーチングを習得されているとのことでした。
コミュニケーションの本質
娘があまり学校のことを話してくれないことなど、私がいくつか感じていた問題の原因の大半は、親である私たちのコミュニケーションの仕方にあると感じました。
よく、会話やコミュニケーションは「キャッチボール」という表現をしますが、私たち親の態度がキャッチボールではなく「ドッヂボール」になっているんですよね…
キャッチボールでやってはいけないことを挙げると
- 大きすぎるボールを投げる
- 小さいボールを投げる
- 相手のいない方に投げる
- 一気にたくさんのボールを投げる
- 相手の体勢が整っていないのに投げる
- そもそもボールを投げない
- 相手が投げたボールを受け取らない
- 受け取ったボールを投げ返さない
などがあります。コミュニケーションでも、これと同じことをしていたら過干渉や不干渉となってしまい、子どもに余計な負担が生まれます。その結果、子どもが会話を面倒に感じてしまうのです。
親子のキャッチボールをコントロールするのは間違いなく親です。子どもに細かいコントールはできません。そのため、「親が子どものメッセージをしっかりと受け取っているのか」「受け取ったメッセージを的確に投げ返しているか」が重要になってきます。
実際に、ほどいいボールでキャッチボールしている様子をイメージしながらやってみると、今までは子どもが言いたいことをそらして、親が聞きたい話題にすり替えていることが分かりました。
どこなく上司と部下の関係にも似ているなぁ…と思いつつ1週間実行し続けると、明らかに子どもの対応が変化してきました。今までよりも距離が近くなり、会話量が増えたのです。
この講座のレビューにも素敵なエピソードがたくさんありますので、ぜひご覧になってみてください。
思わぬところにも効果が…
この講座を受けている最中に、なぜか自分の奥さんとの会話についても見直しを始めている自分がいました。それまで家族のために働いているつもりではいたのですが、結局意識は仕事にばかり向いていて、結局は家族を顧みていない自分がいることに気づきました。
それから、奥さんのことを考える時間を作るようにしたら、感謝の気持ちがあふれ出てくるようになり、それを言葉に出したい気持ちがどんどん強くなってきました。
こうすることで初めて本当の意味で夫婦や親子、そして家族の関係が築かれていくのだと実感した講座でした。