社員にコーチングをマスターさせたい!私の生き方・働き方を大きく変えてくれたストアカ講座

伊藤麻依子先生(まいまい先生)

2019年2月から7月にかけて、伊藤麻依子先生の【6ヶ月集中】人を動かす魔法の力。チームを動かす5つの法則・極(※当時の講座名)を受講しました。この講座を受けている最中や受けた後に、私の生き方・働き方が激変しました。

受講したきっかけ

もともとはチームのメンバーに入れ替わりがあったため、改めてコミュニケーションを学びたいと思い、 事前に「聴く力」「質問力」「1on1」などの講座に参加してきました。いずれも再現性が高く、職場で実行できるものであり、さらに部下との接し方に大きな変化がありました。

これをきっかけにコーチングに興味を持ちました。私の希望としては、コーチングを習得したいという気持ちもあったのですが、それ以上にコーチングスキルを社内に浸透させたいという気持ちの方が強かったです。まいまい先生にその希望をお伝えしたところ、快く引き受けてくださったので受講を決めました。

一度、受講を決める前に知り合いのコーチにお願いし、他のコーチングスクールの検討も行いました。その結果、管理職としてコーチングスキルを学ぶことも、社内へと浸透させることも、まいまい先生のところが最も向いているという結論に至った経緯もあります。私と同じく、会社の中でコーチングを活用したい方は、ぜひ参考にしてください。

まずはコーチングを受ける

講座が始まると、コーチングの効果を体感するために、コーチングを受けるところから始まります。その後にコーチングを学ぶ段階に入るのですが、毎回毎回コーチングを受けるかのような近況報告から始まります。そのため、半年の間、コーチングを学びつつ、コーチングを受け続けられるという贅沢な時間でした。

自分の価値観が明確になる

まいまい先生のコーチングを受けているうちに、最初に明らかになったのは自分の価値観です。私は「楽しいこと」や「楽なこと」が大好きです。私が行動を決めるときも、私が話していて気持ち良いのも、自分が「楽しい!」と思うものばかりでした。 その「楽しいこと」の中には「教えること」が入っています。だからこそ、今の教育業は私にとっての天職だと考えています。

自分の価値観と仕事のミスマッチ

ところが管理職になった途端、教えることだけでなく、管理をする仕事が加わりました。この「管理」が自分の肌に合わず、気づかぬうちにストレスがたまる日々を過ごしていたのです。

自分の価値観に気づいてからはストレスを自覚するようになり、本当にやりたいことである「教育」に集中したくなりました。そのうち、私は降格を申し出ようかどうかを悩むようになりました。

降格について相談する

降格しようかどうか迷っていることをまいまい先生に相談したところ、その日のうちに、「よし、自分の直観に従おう」と思って行動に移しました。

ちなみに、まいまい先生からは降格を勧められたわけではありません。真摯に私の話を聴いてくれて、それを受け止めてくれ、私に色々と質問をしてくれたのです。その質問に答えているうちに、どんどん自分がやりたいことの方向性が見えてきて、降格の希望を出すことを決意したのです。

現在の市川

その結果として、現在、ものすごい開放感に包まれている自分がいます。私にはストアカという別の収入源がありますから、降格をしても金銭的な問題はありません。むしろ、時間ができて好きなことに打ち込むことができるようになり、かなり人生が好転しました。おかげ様で、本業の方も順調です。

そして改めて思いました。「これがコーチングか…」と。

コーチングを受ける前の気持ち

実は、この講座を学び始めた当初は、コーチングを受けるのではなく、早く学びたいという気持ちが強かったです。でも、コーチングを受けていなければこの体感が無かったと考えると、コーチングを受けて大正解だと思いました。

他にも、読書感想文講師という新しいジャンルの講師を始めるかどうかも相談するなど、とても頼りにさせていただきました。

コーチングを学ぶ

「半年に渡って学ぶ」というスタイルが私の性格にマッチしていたと思います。私はものぐさな人間なので、単発の講座を受けたところで学びを実践し続けるのは難しいです。でも、この講座では2週間ごとに学び、その間の出来事を報告することになるので、自然と実行し続ける習慣が身についていきます。本気でスキルを習得したいなら、継続できる環境に身を置くことが大事ですね。

私は、コーチングを学んだことで日常のコミュニケーションが変化していきました。「セッション」という場を作らずとも、部下の教育指導や雑談、さらには子育てにも役立つ技術なので、学びを試す場面は豊富です。相手から得られる反応がどんどん変化していくので、成長実感も得られます。また、会話をしているうちに自然とセッションの方向へと持っていくことも可能です。

反応と広がり

私がコーチングをしたり、目的論を中心とした指導をすると、相手の反応が大きく変わりました。「市川さん、やり方が変わりましたね。すごくスッキリしました。」とか、「やるべきことが見えてきました。まずは〇〇から始めていきます!」などと、自ら目標や行動に気づくようになります。

そして、「そのやり方を教えてください。」と言ってくる人も出てきました。まずは、自分でしっかりと習得しようと思って実践していただけなのですが、ものすごく効果的であることを実感できました。

意外なところで大活躍

私は読書感想文講師をしているのですが、実は、その書かせ方がまさにコーチングなのです。

私が書かせている読書感想文にはテーマがあります。それは「成長のストーリー」です。自分の成長をストーリーとして表すには、「失敗→学び→これからの行動」という流れを作ります。

この内容は講師が誘導するのではなく、すべて子どもの経験や想いから作り上げます。そのときに活用するスキルがコーチングの基本である傾聴・承認・質問です。

読書感想文の書かせ方は、「傾聴・承認・質問を使って未来への設計図を描くもの」です。まさにコーチングの世界ですよね。

Ichikawa
少し話が飛んでしまいましたが、受講中も職場でも非常に充実した時間を過ごせる講座です。私と同じ、社内でコーチングを活用する方には、ぜひおすすめしたいです。