誰でも簡単!数字クイズのつかみネタ
受講生に数字だけを見せ、「この数字は何を意味するでしょうか?」と考えてもらうものです。単純に事実だけを伝えるよりも、クイズにし、推理してもらうことで興味や好奇心を刺激し、記憶の定着に繋げます。
人の記憶に関する重要な数字
まずはこちらをご覧ください(最初の画像)。この67%という数字は人の記憶に関わる重要な数字です。さて、一体何を意味する数字でしょうか?お隣同士で話し合ってみてください。
特定の条件下ではありますが、人は物事を覚えてから24時間後には67%を忘れるというデータが出ています。ご興味のある方は、ぜひエビングハウスの忘却曲線と検索してみてください。
エビングハウスの忘却曲線の活用
私は、「24時間後には67%を忘れる」というデータを強調し、その日の復習を促すのに活用しています。
復習を促す
実は、科学的な実験により、「人は覚えたことのうち67%を24時間後には忘れてしまう」というデータが出ています。
明日になったら67%を忘れるということは、3割しか残らないと言うことです。これって非常にもったいないですよね。明日になったら3割しか残らないということは、学びをしっかりと記憶に定着させるには今日のうちの復習が大切ということになります。
ただ、復習といってもそこまで気合を入れて行う必要はありません。数分でも良いので資料を見返すだけでも大きく違います。また、SNSやブログに学びをまとめてみたり、学んだことを誰かにお話するのも有効です。
こんな風にお伝えすると、「明日になると3割しか残らない」ということが強いインパクトを与えるので復習への意欲が強くなります。しかも、「がっつりと復習をしなさい」と伝えているのではなく、「ほんの数分で良い」とハードルを下げているので実行可能性も高くなります。
人は、急激な変化を嫌う生き物ですから、ほんの少しずつの行動から習慣化を促してあげましょう。
- みなさんはどんな数字をクイズにしてみたいですか?
- みなさんのお仕事や伝えたいことに関連する重要な数字はありますか?