ストアカの受けたい登録に過度な期待をするな【受講生のための機能です】

ストアカの受けたい登録に期待しない

ストアカで公開している講座には、それぞれ「受けたいボタン」が設置されています。これは、その名のとおり、受講生が「この講座、受けてみたいなぁ」と思ったときに押すものです。今回は、受けたい登録に過度の期待を抱くな!というお話です。

受けたい登録は「興味」や「需要」の指針

受けたい登録が多ければ多いほど良いのは間違いありません。これにより、「どれだけ興味を持ってもらえるか」「講座ページで受講生の心をつかめているか」のチェックをすることができます。

受けたい登録をしてくれた人への連絡

ストアカ講師としてデビューしたばかりの方が気になるのが「受けたい登録をしてくれた人にメッセージすることができないのか」ということです。

残念ながら、受けたい登録をしてくれた個人に対してメッセージを送ることはできません。できても、配信機能を使って受けたい登録をしてくれた人全体に向かってメッセージを飛ばすことだけです。

講師の中には、この仕様に対して文句を付け、「連絡が取れるようにしろ」と訴える方もいます。ただ、こういう人は講師としての重要な資質が欠けているかもしれません。

受けたい登録は受講生のための機能

受けたい登録は、「気になるボタン」くらいに考えておいたほうが良いです。

一口に「受けたい」といっても、「予定を動かしてでも受けたい」「時間が合えば受けたい」「いつか受けたい」「受けたいかもしれない」というように程度が違います。

私は、受講生としてもストアカを利用していますが、50件以上の講座に受けたい登録をしています。もし、その一人ひとりからメッセージが送られて来ようものなら、たまったものではありません。

もし、そうならったら受けたい登録ボタンを押す人が全体的に減少するでしょう。受講生が気軽に使えるからこそ、あなたの講座の受けたいボタンが押されているのです。

講師が受講生のための機能を制限するのはどうなの?

講師は受講生が抱える問題を解決する人ですからね。受講生のための受けたい登録を制限するのは少し違うと思います。

ストアカ講師がうまく集客し、講座に満足してもらうためにも、ぜひ受講生目線でストアカを理解することをお勧めします。簡単に言えば、実際に受講生としても利用してみてほしいのです。

講師だけで活用していると講師だけの視点に偏ってしまいます。一方、受講生としても活用すれば、講師としての働きかけについても見えてきます。

受けたい登録を改善するとしたら

もし、改善するなら「受けたい」の度合いを設定できるようにすることですね。生徒側にも、「受けたい」の度合いによって講座を並べ替えできると便利でしょうし、講師にもより一層興味の度合いが伝わるのでメリットがあると思います。

とはいえ、そこまでする必要もないかなぁ…。今のままで十分です。ワンクリック・ワンタップで使えるというのも大切ですからね。