みんなが笑っちゃうほど楽しい!絵描き歌のつかみ
これは、『水曜日のダウンタウン』で放送されていたものをそのまま活用したつかみになります。過去に『水曜のダウンタウン』というバラエティ番組の中で、1つの説が唱えられました。それは、「絵描き歌知っていなければ絶対に描けない説」です。
論より証拠。まずは以下の歌詞で絵を描いてみてください。
たまごを きれいに たてる
りきんで ひびが はいる
あわてて ほきょう する
あっちも こっちも ほきょう する
あれこれ 〇〇〇〇だ
YouTubeの『どうぶつえかきうた【2】』より引用
さて、いかがでしょうか?卵にヒビを入れて、そこをセロハンテープか何かで補強して終わりになった人が多いと思います。
では、完成図をご覧ください。どうぶつえかきうた【2】の冒頭から34秒くらいまでを見れば、手順も完成図も明らかになります。見ればわかるのですが、突っ込みどころ満載です。初めての挑戦できちんと描ける人がいるなら、それは奇跡です。
研修・講座内での活用方法
実際に絵描き歌を流し、その音だけで描いてもらうと良いでしょう。「つかみ」の方法の1つに「五感に訴える」というものがあります。講師の話を耳で聞くのは当然のことですが、それ以外の音を立てることで一気に受講生を集中させることができます。
ただ、著作権には注意が必要です。私は音を流さずにアカペラで歌い、その後にページのURLを紹介して各自で動画チェックをしてもらっています。
メッセージ(本題)に繋げる
これは、「なぜ、子どもでも描けるはずの絵描き歌で、絵が描けないのか」の原因を究明すると良いでしょう。
答えは簡単。通常、絵描き歌で絵を描くときは、完成形を知ってから描きます。加えて、「この歌詞のときには、この線を描く」ということが明確になっているから成立するのです。
これは、ビジネスや学習における目標達成そのものですよね。最初に目標を立て、そこに至るまでのプロセスを明確にすることで目標を達成することができるのです。料理を作るときや、商品を作るときも同じです。最初から完成形を明確にしてから作りますよね。
さて、あなたならどんなメッセージに繋げますか?複数のメンバーで描いて、目標を共有しなければ、バラバラの絵が完成する…という方向もありだと思います。