オリジナルのコンテンツ作り【新しいストアカ講座を考える方法】

ストアカで実績(受講人数)を上げるには、開催回数を増やすのが一番です。ただ、同じ講座の開催頻度を上げても、そこまで効果はありません。やはり複数の講座を作り、同じ講座は間隔を空けて開催したいところです。

新しいコンテンツを考え、講座を作る方法

まずは、私の話をしましょう。私がストアカ講師になった当初はコンテンツが1つしかありませんでした。正確には2つあったのですが、そのうちの1つは33,000円するフォーク曲げ講座であり、基本的に私と面識のある人でないと受講してくれません。なので、最初は「メンタリズムで学ぶ!観察と傾聴と信頼のコミュニケーション」のみを開催していました。

冒頭で「複数の講座を作った方が良い」と言いましたが、もし1つしか無いのであれば1つだけで構いません。事実、私もそうでした。

最初は人が集まる入門講座を作ろう

複数の講座を作った方が良いのは間違いありませんが、「最初から…」というわけではありません。もし、それが安価な「入門講座」なのであれば、そのまま続けましょう。

世の中、どのようなジャンルであっても「未経験者・初心者」が多くを占めています。「中級者」や「上級者」など、上に行くほど人数は減っていきます。そのため、未経験者や初心者向けの「入門講座」が最も集客しやすいのです。

私は、当たり前ほど金になると思っています。もちろん、希少性のある情報やスキルは高額で販売できますが、ストアカでは開催回数と受講人数が実績になるため、集客しやすい入門講座が重要になってきます。

もし、高額の講座しかないのであれば、その高額講座の一部を切り抜いて入門講座を作りましょう。まずはとにかく人数を集めることに集中してください。もし、高額コンテンツをお持ちなのであれば、それを短く切り崩して入門講座が作成できると思います。

講座づくりの三要素

講座・コンテンツは「目的」「手段」「問題」の3つを洗い出すことで作り出すことができます。今回は、「新しいホームページ作成講座を作るには」をテーマに考えていきましょう。

「講座の目的」と「受講生の目的」を洗い出す

目的として考えるべきことは2つです。1つ目は講座の目的です。つまり、「受講生さんが講座を受け終えたあとに、どのような状態になっているのか」が目的に当たります。

2つ目は、受講生さんが持つ目的です。こちらは「そもそも何のためのホームページを作りたいか」を考えます。たとえば、商品紹介なのか、集客なのか、名刺代わりなのか…などです。

「目的を達成するための手段」を洗い出す

目的を明確にしたら、その目的を達成するための手段を洗い出します。これが「何を教えるか」の詳細部分になってきます。

具体的には、「どのホームページサービスを使用するのか」「どこまでできるようにするのか」「マーケティングなど、ホームページ作成意外に必要なスキルはないか」などです。

問題点として「目的を達成できない理由」を洗い出す

「そもそも何でホームページを作成できないのか」や「なぜホームページを通じた集客がうまくいっていないのか」などの問題と、その問題を解決するための手段を考えます。また「手段を行使することができない理由」を洗い出しても良いでしょう。

基本的なところで言えば、「技術的に難しいと思い込んでいる」「ホームページ作成についての情報やセミナーが多すぎる」「外注するにしてもお金がかかる」「時間がかかる」などです。

目的・手段・問題を洗い出せばコンテンツができる

以上のように、目的を軸として手段や問題を洗い出していけば、目的達成のためにブレないコンテンツができあがります。

さらなるメリットとして、詳細な洗い出しをするため複数のコンテンツ候補が見つかることが多いです。1つの講座に情報を詰め込み過ぎても、受講生は受け止めきれませんので、情報量とバランスを取りながらコンテンツ数を増やしていきましょう。

受講生の声がコンテンツになる

ストアカを開始する際には、1つの講座しかなくても問題ありません。なぜなら、講座を開催し、数多くの受講生さんをコミュニケーションをとっていけば自然と講座が増えるからです。

受講生さんとお話をすると、色々なお話を聞くことができます。その中には、「この講座は、〇〇の場面で使えそう」などの具体的な場面もあれば、「実は、〇〇で悩んでいるんです」という相談・質問もあります。

こうしたお話から、受講生さんにとって役立ちそうなものや、悩みを解決できそうなものをコンテンツにしていけば良いのです。

ストアカは自分の武器を増やす場でもある

ストアカで講座を開催することは、自分のスキルアップやコンテンツ作りに役立ちます。これは、心の中で「教えたい!」と思っているだけの人には、絶対にできない経験です。

故に、ストアカ講師になることがゴールなのではありません。

ストアカ講師になると講師としての学びがたくさんあります。さらに、新しいコンテンツを考え、それを開催すると、またそこから新しい学びを得られます。つまりは、講座を開催することが自分のコンテンツ作りに役立てるわけです。

ストアカ講師になることは、真の意味でのスタートになります。同様に、プラチナ講師になることもゴールではありません。

プラチナ講師になると、単価を上げても人が集まりやすくなりますから、そこからが稼ぎ時です。プラチナ講師になるほど講師としての場数を踏み、受講生さんのお話を聞いていると、そのジャンルでの地位を獲得するとともに自分の武器が明確になります。すると、今度は自分でも「このジャンルに応用はできないか」と考えることができるようになります。

ストアカでのコンテンツ作りのまとめ

  • 最初は安価な入門講座を開催しよう
  • 目的・手段・問題を洗い出してコンテンツを作ろう
  • 講座が1つしかなくてもOK!まずは回数をこなそう
  • 受講生さんとしっかりとコミュニケーションをとろう
  • 受講生さんの声(悩みなど)をもとにコンテンツを考えよう
  • 新しい講座からも、どんどん学びを得ていこう