私がメンタリストになった経緯から、その魅力をお伝えしていきます。手っ取り早く「何でメンタリズムを勉強した方が良いんだ?」と知りたい方は、「社会人や大人がメンタリズムを勉強すべき理由」までスクロールしてください。
メンタリズムを勉強し、ビジネスメンタリストになった理由
受講生を不幸にさせる研修講師だった(自覚なし)
私は教育業界に勤める、1人の会社員です。そんな私の業務の1つに「社内研修講師」があります。社内研修講師を始めて3~4年くらいは、とにかく「内容を伝えること」しか考えず、伝え方はまったく気にしていませんでした。
その結果、研修中に寝る人や他の作業を行う人が続出…。ところが、私はその姿を見ても何もしませんでした。あろうことか「社会人なんだから自己責任。こんな大切な内容を聞かないでどうするの?困るのは自分だろうに…」と考えていたのです。今考えると、ものすごくおこがましい考え方ですよね。
ビジネスメンタリストとの出会い
さて、そんな私に転機が訪れました。入社して5年が経ったときに、たまたまYouTubeで見た講師養成講座の先生に興味を持ち、初めて外部のセミナー(講師養成講座)に参加することにしたのです。
そこで同じ受講生として出会ったのがビジネスメンタリストの師である白戸三四郎師匠です。白戸師匠のフォーク曲げやメンタリズムを見た私は「これはすごい!面白い!」となり、強い興味を持ちました。そして、1ヶ月後のスプーン&フォーク曲げパフォーマンスレクチャーが開催されることを知り、すぐに申し込みをしました。
キーワードは興味
白戸師匠のレクチャーに参加した翌日から、私は職場において「つかみ」としてフォークを曲げるようになりました。こうして、スプーン曲げやフォーク曲げを見せているうちに、興味を創り出す武器の魅力に取りつかれていったのです。その後は、白戸師匠のもとでメンタリズムを学び、フォーク曲げの講師となり、メンタリズムの講師になっていきました。
私の原動力は、メンタリズムを見せた相手から「面白いですね」「すごいですね」「一体どうなっているんですか!?」と興味を寄せられること・反応をもらえることにあります。興味を寄せられるということは、「相手の方から求めてきてくれる」ということです。おかげで、私の話を夢中になって聞いてくれるようになったため、話を伝え、信じてもらい、行動に移してもらうのが楽にできるようになりました。
また、反応がもらえるということは、自分が興味をもってやっていることを承認してもらえているということです。これほど嬉しいことはありません。
社会人や大人がメンタリズムを勉強すべき理由
メンタリズムとは
私はストアカという教育サイトを使い、ビジネスメンタリストとしてメンタリズムを教えています。ビジネスメンタリストとは、「自分のビジネス(本業)の中でメンタリズムを活用し、自分の言葉を届ける人」のことです。
「メンタリズム」という言葉の解釈は人によって異なります。私自身、色々な知識やスキルの複合的に組み合わせたものと考えていますが、ストアカでは入口だけを教えていますので、とてもシンプルに教えています。なぜなら「メンタリズムとは」という言葉を解釈するよりも、実際に使えるかどうかのほうが重要なので…。
私がストアカで教えているメンタリズムはメンタルマジックと呼ばれるマジックの1ジャンルです。メンタルマジックとは、相手の心を読み、行動を誘導し、未来を予測し、金属を自在に操るなどの超常現象を再現するためのパフォーマンスです。
詳しくは後述しますが、「金属を曲げる「相手が選択したものを当てる」などの現象を起こすだけではパフォーマンスとして不十分です。そこで私は、「メンタルマジック(現象)+演じ方+簡単な心理学」を教えるとともに、それらをビジネスや日常のコミュニケーションに活用する方法を教えています。
2019年10月現在、ストアカ講師歴1年半足らずの間に、なんと400名以上もの方が私の講座を受けに来てくれました。これほど興味を創るための武器を欲している大人たちに出会えて、本当にうれしく思います。
メンタリズムを勉強すべき理由
- 年齢や性別に関係なく誰でも習得できる
- 他の人にできないことができる
- 独自の表現力が身に付く
- 活躍の場が増える
- ファーストワンになれる
- プレゼン能力が身に付く
【年齢や性別に関係なく誰でも習得できる】
メンタルマジックは、手先の器用さがいらないマジックです。主に言葉と心理を使って現象を起こしますので、誰でも習得することができます。
私は、メンタリズム=大人のための知的エンターテイメントだと考えています。特に、ビジネスとの融合をメインとしているため、社会人経験がある人ほど深い効果を生むと考えています。そのため、始めるのに年齢は関係ありません。
【他の人にできないことができる】
「スプーン曲げ」「フォーク曲げ」「メンタリズム」などのパフォーマンスは、多くの方が知っています。ところが、実際にできる人は少ないですし、生で見たことがある人もほとんどいません。
だからこそ、できるようになると強い興味を向けてもらうことができ、承認欲求や自己実現欲求を満たすことができます。簡単に言えば、「メンタリズムをやっていると、気持ちが良いし楽しい」ということです。
【独自の表現方法が身に付く】
メンタリズムは「言葉」「心理」「行動」に関連したパフォーマンスであるため、ビジネスや教育との融合がしやすいです。
実際に、「自分のビジネス」と「メンタリストが持つ技術や知識」を組み合わせて伝えていくことで、それが独自な表現となり、相手の興味を誘うことができます。さらに、 「メンタリスト」という肩書から与えられる印象もあるため、強いメッセージを伝えられるようになります。
メンタリズムは相手に話を聴いてもらい、記憶に残り、次にも繋がる重要な技術です。
【活躍の場が増える】
ビジネスメンタリズムは言葉を届けることを前提としているため、教育的パフォーマンスとして力を発揮しやすいです。そのため、経営者やリーダー、人事担当者、講師などに求められる伝える力・育てる力を身につけることができます。
ほかにもメンタリズムショーを頼まれたり、交流会でのパフォーマンスを求められたり、会社や団体での研修・講演を頼まるなど、活躍の場がどんどん広がっていきます。
【オンリーワン・ファーストワンになれる】
私は、メンタリズムを使うパソコンインストラクターとしてオンリーワンの存在です。もしかすると、他にもいるのかもしれませんが、少なくとも私の活動範囲にはいないでしょう。
そして、誰よりも早く自社に取り入れたことで、社内でのポジションや印象を確固たるものにすることができました。どのようなジャンルにおいてもファーストワン(草分け)になるというのは非常に大きいです。
【プレゼン能力が身に付く】
メンタリズムで大切なのは「フォークを曲げる」「相手が選んだものを当てる」などの現象を起こすことではありません。その現象を起こした結果に、どう思われたいかが重要です。
たとえば、私がフォーク曲げをしているときは、ずっとしゃべっています。黙ったままフォークを曲げるだけでは、惹きつけることもできなければ、現象を見破られてしまうことでしょう。
同じフォーク曲げをする人でも、場を楽しませる人もいれば、ミステリアスな演技をする人もいます。中には緊張感を与えるようなシリアスな演技をする人もいます。実は、この雰囲気を作るためのトーク・プレゼン能力こそが、評価の最大のポイントです。
メンタリズムは、人前で話すことが前提のパフォーマンスです。そのしゃべり方次第で、いくらでも場の空気を変えることができます。そして、ここには人前で話すときに大切な技術がギュッと詰まっています。
実際に、手を動かしながらトークするのは思った以上に難しいです。プレゼンテーションも同様で、「話す」だけではなく、「ジェスチャー」「抑揚」「間」「アイコンタクト」などのマルチタスクが求められますよね。メンタリズムを習得し、誰かに見せることで、こうしたマルチタスクのスキルを鍛えることができるのです。楽しみながらスキルアップができるので、まさに最高の教材です!
人前で話す力を身につけるのであれば、ぜひメンタリズムを習得し、人前で見せることをおすすめします。
実際に私は、フォーク曲げやメンタリズムをたくさんの人に見せていく中で、たくさんのものを手に入れました。今では、フォークを持たずとも、メンタリズムを使わずとも、人前で惹きつける話し方ができるようになっています。
メンタリズムを学ぶならストアカで!
メンタリズムやビジネスメンタリズムの魅力について知りたい方は、ぜひストアカの私の講座にお越しください。ここからアクセスすると私の全講座が500円OFFになります。
もしくは、白戸師匠が書いた『ビジネスメンタリズム ライバルのいない道を歩く技術』をご覧になってみてください。 この本は、「メンタリズムを学ぶ」というよりも、ビジネスにメンタリズムを取り入れる考え方について書かれていますので、講師などの教育者に向いていると思います。
興味を創れるリーダー・大人があふれる社会に
- 上司としての教育
- 親としての教育
- 話し方や伝え方の教育
こうした教育を十分に受けている人は意外と少ないです。そのため、「人の心を動かし、行動を起こさせる方法」を学んでいない人も多いと思います。
権威や力だけで動かされるのは聞き手(部下やお客様、子ども、生徒など)にとって不幸を生みます。反対に、心を動かす伝え方ができれば、部下やお客様の信頼を得ることができます。子どもや生徒の心をつかみ、コミュニケーションもしっかりと取れるようになります。
だからこそ私は、大人が興味を創り出す力を持ち、後進から憧れるような存在になることがとても大切だと考えています。
興味を創り出し、自分の言葉を届け、影響力を発揮する…。ぜひ、そんな技術を学びに来てください!