セミナー講師にとっての差別化
自分らしいコンテンツで差別化するには
大きく2つの考え方があります。
- コンテンツやノウハウで差別化する
- 切り口(売り方・対象の絞り方)で差別化する
私が、セミナー講師初心者におすすめしているのは後者です。
今やコンテンツやノウハウはネットで調べることができます。
さらにはAIにも教えてもらうことができますね。
このような状況でオリジナルの
ノウハウを考えるのはとても大変です。
だからこそ切り口や売り方を細かく設定し、
コンテンツの強みをアピールすることで
差別化を狙っていきましょう
講座を差別化するための2つの考え方
考え方で差別化する
まずは講師の考え方での差別化を試してみましょう。
人は情報やコンテンツに共感するのではなく
セミナー講師の考え方に共感します。
「あ、その気持ち分かる~」という感じです。
だからこそ情報やコンテンツだけでなく
きちんと自分の想いや考え方を伝えることが大切です。
そんな自分の考え方を伝えるには
次の2つの質問について考えてみましょう。
- 料理とは〇〇である。〇〇に入る言葉は何?
- 私にとって料理とは〇〇である
「料理」という部分は
自分のテーマに置き換えて考えてみてくださいね。
実際に複数の料理講師にこれを聞いたら
みんな答えがバラバラでした!
この問いかけに答えると
料理や料理教室に対する向き合い方・考え方が明確になるので
ぜひ試してみてください!
関わり方で差別化する
次は、受講生との関わり方を言語化してみましょう。
同じジャンルの講師であっても
受講生との関わり方は様々です。
- 和気あいあいと楽しくやりたい
- 夢を叶えるお手伝いがしたい
- 悩みを解消するお手伝いがしたい
- みんなで話し合って学びを作りたい
- 一人ひとりに丁寧に対応したい
- 受講生の本音を引き出して伴走したい
以上のように、関わり方が違えば
当然、講座のスタイルも違ってきます。
まとめ:セミナー講師は考え方と関わり方で差別化できる
自分が教えるテーマについての考え方を言語化してみましょう。
また、受講生との関わり方を言語化してみましょう。
これによって、講師である自分自身も
講座のあり方についても
他の講師との違いをしっかりと出すことができます!
参考:市川先生の考え方と関わり方
- コミュニケーションとは要求(願いごと)のやりとりである
- コミュニケーションとは共感と客観のバランスでうまくいく
- コミュニケーションで最も大切なのは、相手に気持ちよく話してもらうことである
- 私にとってコミュニケーションとは、相手との距離感をコントロールするものである
- 学びとは変化である
- 教育において最も大切なのは、受講生が主体的に行動を起こすように心を動かすことである
- 私にとって教育とは、受講生に行動を促し、変化や成長の手助けをするものである
私は、個々人に向き合っていくタイプではありません。
みんなで考え方やノウハウを共有したり
足りない部分を補いながら学びを作るタイプです。
その理由は、私も受講生とともに学びたいからです。
講師としての役割を果たしつつ
1人の受講生・参加者として学びを楽しんでいく…。
私は、このような場で学びを作るのが
自分に合っていると考えています。